Monday, September 3, 2007

KI2P

KI2Pのコールサインになって初めてのQSOが今日できた。 VP5/W1RI TURKS / CAICOS ISLANDSからとのこと。ちょっときついパイルアップの中2,3度呼ぶとKI2Pのコールサインが呼ばれた。さすが短いと選ばれやすいようだ。とにかく、これでファーストQSOができた。結構うれしい。

そんなことがあって、自分の記憶のためにもちょっとアマチュア無線のライセンスを取ろうと思ってからの経緯を書き残しておこう思った。

55歳になって、そろそろ記憶力も落ちてきているんじゃないかと家内と話していたとき、ふとアマチュア無線の試験でも受けてみるかと思い立った、これから老後も続けていけそうな趣味だし。 そこでさっそく試験場と試験日をインターネットでチェックすると、家の近くのHAMクラブで2週間後に試験があることが分かって、早速近くの本屋さんで問題集をかって読んでみた。そんなに難しくなさそうで2度程度読むとほとんど記憶することができた。結果は2問間違えただけで合格することができた。そこでGeneralの試験もうけられたようだが、試験問題も見たことも無いのでTechnicianのライセンスに合格したことで大いに満足して帰ってきた。Technicianの試験にあまりにも簡単に合格できたので、調子に乗ってGeneralの試験もとその2週間後の試験を受けてみた、これもそれほど苦労することも無く合格できた。まだまだ記憶力もおちてなさそうで、ほっと安心する。それで今度はついでにExstraもっと軽い気持ちで問題をダウンロードしてびっくりプールされた問題の数が以上に多く、3週間後にある試験日までに全部こなせるかどうか不安になった。別に月に2度ほどどこかでやってるんだからそんなにあせることも無いのだけれど、あまり時間をかけてもモチベーションが落ちるだけなので、自分で期限を切って挑戦してみた。結構覚えられる。ただし計算問題は理解してないので覚えることすらできない。そこで計算問題を抜かして合格できる程度まで他のところを確実に覚えることにした。すべて自分の字で問題を書き写してみると、大抵1、2度で読むと覚えることができた。そうなると結構気持ちのゆとりができて計算問題も参考書を買ってきて読むことができた。そんなんで無事2ヶ月以内にエキストラまで取ることに成功。

だから実際に無線機は無く、最初の無線機はCQ100のトランシーバだった。エキストラの試験に合格できたのでそのあくる日にFT1000mpの中古を買った。使い方も分からないので3~4日マニュアルと格闘することになった。その間アンテナをはった。ダイポールアンテナだけど計算上の長さだけをたよりに、なにも測定器なしで張る。聞こえてることは聞こえているが、電波が飛ぶのかどうか分からない、まあ一番良く聞こえてる局を呼んでみるかと、OK1CFと言うコールサインを呼んでみると、これが一回でKC2RVZのコールサインを呼んでくれた。なんと僕のHFの1stQSOが後で分かったらなんとチェコの局になったわけだ。驚きである。

エキストラに合格すると次の目標はCWだとばかりコードを暗記、3週間ばかり毎日テープを聞いていた。あまり進歩しないので挫折しかけていたとき、たまたまゆっくりとCQを出している局があったので後先かまわず呼んでしまった。これが後悔の始まりで、打ってくるのは筆記できるのだが、内容があまり良く理解できない、それよりもパドルの使い方を練習したことが無かったので、こちらからの信号はもう無残なもの、それに略語、もうへとへとになってしまった。よく忍耐強く相手してくれたものだ。それでその後大慌てでテンプレートを作り始める始末。 

エクストラの試験に合格した後直ぐに申し込んだバニティーコールが8月31日に下りたので、今日がその初めての使用日、なんとなくわくわくする。 それが今日の冒頭に書いたVP5/W1RIだった。

次はKI2PのCWでの1stに明日挑戦するつもりだ。

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