Sunday, January 24, 2010

2010プロジェクト

今年の僕のプロジェクトはSDRトランシーバの製作にした。
昨年Soft66Liteの製作をしてみて、自作の楽しみを知った。
それに、SDRはコンピュータの性能の高上とともに、これからの我々ハムが使用する
無線機のメインストリームとなるに違いないと思ったからだ。
このSDRのトランシーバ自作プロジェクトの経験が僕のハムライフの幅を広げてくれに違いない。

とは言っても、一からの自作は僕には無理なので、
今回挑戦するのはKB9YIGが販売するSoftrock V6.3 トランシーバキットにすることにした。
Soft66liteで少しは慣らされていたものの、送られてきたキットはやはり
必要部品とPCBのみ、僕のイメージの中にあるキットの観念からは程遠い代物。


上の写真が送られたきた全部である。
そこでウエブサイトより製作マニュアル的なものをダウンロードし、ブックレットを作った。
このマニュアルの中にBill of Materialsと言うページがあり、
送られてきた部品の照合をおこなった。

それにしても、最近の部品の小さいこと。



写真のように一つ1ミリ角程度の部品がある。
コンデンサにいたってはその表面に書いてある字すら読めないほどの小さいものだった。
そこでJE1JLY井伊OMのお薦めのヘッドセット型虫眼鏡を買った。



これはなかなかの優れものだ。 横から頼りない照明まであてられる。
っという訳で、一応材料は揃った。
正直、未だ上の写真に写っているSMT capsの半田付け方法すら分かっていないので
これは冗談じゃなく1年、いや 2年プロジェクトになるかもしれない。

部品の名前、半田付け方法、コイルの巻き方 etc これから学ばねばならないものは
沢山ある。いくら時間があっても足りない。
改めて奥の深い趣味を見つけたことへの喜びに絶えない。

Monday, January 18, 2010

ハイチ地震

12 January 2010 UTC 21:53:10 Magmitude 7.0

ニュースが伝えられた。 

その2日前の日曜日、僕はいつものようにDXのニューを探して
各バンドをワッチしていたのだけれど、一日中変なノイズでバンドが使い物にならなかった。
どうも、いつものコンディションではないように思えた。

その夜、かみさんに 「今日はどうも一日中変なノイズがしてさっぱりだった。 近々、近くで
地震でも起こるのではないか」 と話していた。

それがこんな形で現実になろうとは、びっくりしてしまった。
かみさんの方も、地震が起こってから聞いていたのなら、信用してなかったけど
起こる前に言われているので、これは真面目に研究したら面白いんじゃないかと
言う始末。

このニュースを聞いて、僕は阪神淡路大震災の時を思い出した。
1995年1月17日 15年前、その日僕はスペインのマドリッドのホテルにいた。
ロビーでテレビを見てる人たちが騒いでいた。 スペイン語で分らないのだけれども、
映像からしてアジアの国で地震があったに間違いない。
しばらくして"コービ"といってるのが"神戸"の事だとわかった。
見てる間に死者の数が増えていく、これはかなりの大地震であることはすぐにわかった。
僕の母親は、和歌山、大阪、奈良の3県の県境に住んでいる。 大慌てで電話した。
何事も無かった。

神戸のときもそうだったが、今回の地震でもそうだった。
地震対策のされていない地区で地震が起こると悲惨なものになる。
ハイチのような暖かいところでは住居も簡易に建てられていて、
いとも簡単に瓦礫の山となってしまう。
加えて、建築許可も賄賂がまかり通る(どこかの国とよく似ている)ような国では、
言わずもがなである。はたして日本の地震対策はどうなのか改めて心配させられる。

もう一つは、日本の救援対処のお粗末さ。
もう少し迅速に対応できないものだろうか。各国が援助を表明していくなか、
日本の声はなかなか聞こえない。
アメリカではオバマ大統領の呼びかけで前大統領のクリントン、ブッシュの
二人の冠を付けたクリントンブッシュハイチ援助基金ができ、テレビで募金を募っていた。
何かやりかたがスマートでかっこいい。

地震は何時ごろ何処でどの程度のものが起こるのか分らないと、
あまり予報の意味がない。 ここら辺のところが地震予報の難しいところだろう。
日本のような地震大国では、そろそろ大地震が来る来ると騒いで見ても、
当たるも八卦、当たらぬも八卦の感が強い。

何かもう少し具体的な予報手段が無いものか。

Monday, January 11, 2010

新年明けましておめでとうございます


年末にサンタさんのクリスマスプレゼントのようにARRLからQSLカードの束が届いた。
ビューローというやつだな。 忘れた頃にやってくる。 年に2回か3回か。
それでも期待してなかったカードが届くとうれしい。

中にはダイレクトで送って欲しいからグリーンスタンプを送っているにも拘らず、
ビューローで送り返してくれた兵もいた。
そして今年最初のお年玉が届いた。


P29VLR (Papua New Guinea), SV5/DF7XE (Dodecanese),
そして ZC4VJ (UK Eastern Sovereign Base Area Cyprus)
貴重なNew となる3枚だ。
こんなカードが届くと次も っと意欲が湧いてくる。
DXもやはり捨てがたいものがある。
でも、今年はSoft66Liteでの半田付け練習も終わって、
前からの懸案のプロジェクト、本格的SDRトランシーバーの
製作にかかろうと思う。
MOBOキットももう少ししたら届きそうだし。 その前に
Softrock V6.3をスタートしなければ、今年中に終われそうもない。
次回からは、 こちらの製作をレポートしていきたい。