Sunday, February 28, 2010

Softrock RXTX V6.3 受信テスト


金曜日の大雪のおかげでSoftrock RXTX v6.3がほぼ完成した。
各チェックポイントの電圧の測定の後、仮の電源、アンテナ、アウトプット端子を接続し、
Rockyを立ち上げ電源を入れてみた。
見事にバーが現れCWがきれいに聞こえるではないか、まだプログラムの使い方はわからないがFT-1000MPと聞き比べてみた。 これからちゃんと比較してみるが、ちょっと聞いた限りではそんなに遜色ない。
ついでにWinradにも入力してみた。

こちらのほうも、設定の仕方も使い方も未だ良く分らないが、やはり旨く聞こえてくる。
PTTもRXスイッチももうできているので、あとはPA/Filterが買えるのを待つばかりとなった。
これは使い物になりそうな雰囲気だ。
このSoftrock RXTX v6.3を電気的にコントロールする為のマザーボードを完成させると1W出力のオールバンド(160~10m)トランシーバが完成する。 とは言っても何時になることやら。
受信部だけでも旨く働いてくれたので、今夜はこれで40mでも聞きながら一人で祝杯をあげよう。
おいしいお酒が飲めそうだ。

チリ地震2010

又も的中してしまった。

2月24~25日にかけて全バンドがものすごいノイズであった。
ところがイタリアだけはその強いノイズの中、ローカルステーションのようにS9で聞こえていた。
何か変だ。
ためしに呼んでみる、とこれがやはりS9+。
やはり何かおかしい。
それも一日中このノイズは続いていた。

またもや、かみさんに近々地震が起こるかもっ と話していた。
26日にはそのノイズも消え、地震のニュースも聞かれなかったので、そんなにノイズだけで地震が起こるかどうかなどわかる訳はないと思っていた。

ところが起こったのである。
27日の真夜中に。
一日遅れでチリに、それもマグニチュード8以上の大地震が。

今から思うと、前のハイチ地震の折も一日位経ってからであった。
おそらくHAMの中には僕と同じように、変なノイズを聞いて、地震を予知していた者も何人かいたのではないか。

今度こういうノイズが続くようなときは録音しておこう。

今後の役に立つかもしれない。

Friday, February 26, 2010

MOBO4.3



いま製作中のSoftrock v6.3の後で作ろうと昨年オーダーしておいた、Motherboard Mobo v4.3が届いた。 これはSoftrock v6.3のaddon BoardでUSBで電気的にコントロールしオールバンド(160~10m)トランシーバにしようというものである。

v6.3でもかなり勉強したけど、今度はそんなもんじゃなさそうだ。
もう部品点数を見ただけでも気が引けてくる。

苦手なコイル巻用のコアーだけでも袋にしこたま入っている。
それにSMTのなんと多いことか。

まあ、先にSoftrock v6.3を仕上げないことにはどうにもならないので、このキットに取り掛かれるのはまだ未だ先になりそうだが。

というのも、Softrock v6.3のPA/Filterがなかなか買えない。 最近はめったにKB9YIGのサイトで買える状態にならないからだ。

たぶん今年のハムベンションに彼が出品するだろうから、その時にはすべて揃うかと気を長くしている。


話は変わって、昨日はひどい雪になった。


もう2月も終わろうとしているのに、僕の代理で日本に行った娘は連絡ないけど無事に帰って来れたのかなあ。

Saturday, February 20, 2010

Band Pass Filter

そして第5ステージ 

ここに来て、生まれて初めてコイルを巻くことになった。
マニュアルを見る限り、巻き数さえ間違えなければ問題なさそうだ。
ところが実際に始めてみると、これが何とも小さいのでやっかいである。
仕方なく小さいViseを買って来た。


なにせ直径5mmほどのコアーに
巻くのであるから、思っていたより手こずる。
トランスの方は2重に巻くので、もう何回巻いたかも分らなくなる始末。


結局、旨く巻けてるのかも分らず、取り付けてしまった。
後で考えたら、アンテナアナライザーでμHくらいは測れたかも。
この後 Rockyを立ち上げ入力をサウンドカードのLine-inにほりこんでみた。
うまくセンター周波数にバーが立っている。
ほっと一安心。
この週末は ARRL DX Contest CW
昼の間は出られないので夜だけだが参加してみる。
4~5時間頑張ったが未だ213件、あと一日あるので
500件くらいはQSOしたい。
忙しいときには、なぜか反対に遊びたくなるは何故なのか?

Thursday, February 11, 2010

RX OpAmp

ステージ4 RX OpAmpに進む。

ここ迄順調に来たのでここでちょっと油断をしてしまった。
と言うのも、この過程で一番注意をしないといけないと思っていた、U11(LT6231)の半田付けが意外と旨くいったものだから、後は抵抗とコンデンサ、そう思った瞬間に気が緩んだのであろう。
最初につけるR49,R50の10Ωの抵抗を間違って100Ωのものを付けてしまった。

いやあ、まいった。
Solder Wickで半田を取り去り、抵抗をとる作業がこんなに大変なものとは、ケアレスミスが後に大変な作業になることを思い知らされた。
何とか、これを入れ替え後の部品も付け替え終了。



ここで12Vの電源につなぎテストをしていたら、煙が出てきた。
安全弁に100Ωの抵抗をパワーラインに入れてあったのがものすごく熱くなっていて、やけどをしてしまった。どこからか煙も出ていたので、部品のどれかが破損しまっているかもしれないと心配になった。
各パートの電圧を測ってみると、問題なく規定の電圧がかかっていた。
OpAmpのテストも簡単にしてみた。オシロスコープを早くマスターしたい。
そこで、DMMで電圧のテストのみではあるが、
これも合格。
これで次は RX Mixerだ。

Monday, February 8, 2010

Divider

ステージ3 Dividerへと進むことにする。
ここは部品点数も少ない。
抵抗が二つにICが一つ。 それもそんなに小さくは無い。
勢い込んで取り付けては見たものの、テスト段階で目的の周波数が出ていない。
SW1を7.046に設定してあるので4倍にされた28.18MHzの1/4の7.046MHzが出てきていないといけないのだけれど、どうも違うようだ。
抵抗の取り付けに問題があったとは思えない。
考えられるのは、やはり74ac74のICの半田付けミスしかない。
もう一度U9 74ac74の半田付けをやり直すことにした。
Solder wickで丁寧に半田を取り去り、もう一度取り付けた。
もう慣れたもので、うまくやりなせた。

出力周波数を測定してOK。
本当はここでオシロスコープで二つの信号を見てみたかったのだけれど、使い方が分らずギブアップ。
次回はRX OpAmpだ。

Sunday, February 7, 2010

Local Oscillator

ステージ2 Local Oscillatorの部分にとりかかる。
ここでの最難関は何と言ってもCMOS S1570の取り付けだろう。
真ん中に見えるチップがCMOS SI570。
非常に小さい。それより足がでていない。 
裏面に接合面が8面ある。 
これさえ半田付けしてしまえば、あとは難しいものは無い。
抵抗コンデンサを付けICソケットをつけて完成。
左に見えるスイッチを7.046MHzにセットして、アウトプット周波数をチェックする。

4倍の28.182MHzの数字が見えて一安心。
次のステップはDividerだ。

Friday, February 5, 2010

Softrock RXTX V6.3 製作を開始する

とうとう製作を開始することにした。

一日30分位でも時間を作って半田付けと格闘することにした。

第一ステップ Power Supplies
僕が製作をためらっていた理由の一つがここにあった。


初っ端から、こんな小さな SMT Caps (今回初めて見た) を何個も半田付けすることに愕然とした。
さらに追い討ちをかけたのは3.3v Regulator SOT23-5。


写真のようにほくろの様な小さなもので、これに足が5つも付いていた。
四苦八苦の末、何とかここまで終わったのが下の写真である。

もう、ここまで来ればそんなに小さな部品は無い。 ほっと一息。
電解コンデンサ、ダイオード 等をつけて終了。
ここで今まで作ったところまでをテスト。
流石と言うか、当たり前と言うのか電源は直流12vで、
そのを5v、3.3vと分けて行ってるようだ。
この電圧って聞いたことあるど、PCの中で使ってる電圧と同じじゃないか。 っと言う訳で
PC用の電源でテストすることにした。
この、ウエブサイトにはテスト用のページまであって、
それに従ってテストを進めていく。
やれやれ、テストの結果はOK。
次はローカルオシレータに進める。
楽しい楽しい。