Sunday, May 17, 2009

Dayton Hamvention 2009

昨年は行けなくて残念だったDayton Hamventionに今年は行ってきた。土曜日一日だけで非常に慌ただしい日程であった。それに今回は忙しい中日本からこられる、JQ1ANA 上村OMとのアイボールQSOも楽しみの一つであった。上村OMは金曜日、僕は土曜日に行くことになっていて、たまたま両方のトランジットになっていたワシントンDCのDulles国際空港で30分位は会えるんじゃないかと言うことになっていた。ところが幸か不幸か僕のワシントンDCからDaytonに行くフライトが遅れたのであった。お陰で3時間近くアイボールを楽しむことができた。

そんな訳でHamventionの会場に着いたのは、既に午後2時近くになっていた。それも天気は非常に悪く雨が降ったりやんだり。フリアマーケットのテーブルはビニールシートが被せられたところが多く、何が売られているのかよくわからないありさま。僕はCollinsの312B-5と 30L-1を買えたらいいなと思っていたのだが、生憎Collinsの物など一つも見当たらなかった。その中で、ふとCollinsの文字が僕の目に留まった。おじさんが一人、小さなテーブルを前に座っていた。別に何を売るわけでもなさそうで、テーブルの上にはフライヤーしか置いてなかった。そのフライヤーに何が書いてあるのか興味がわいて近づいていった。それはCollins Radio Associationの入会案内書だった。そしたら彼から声をかけて来てくれた。 僕が日本人であることが分かって、日本語や日本の教育について一頻り話が弾んだ。それから僕が持っていたKWM-2のメインテナンスの本に目をやって、Masanoriはよく知っている、その前の本には俺のことが書かれているんだと言う。ちょっと待て、そう言えばコリンズのメインテナンスの中にWの誰かに感謝するとか書いてあったような気がする。そう話すと、それが俺だと言う。生憎俺は日本語は読めないけどねっと。そのあとも僕のKWM-2のメインテナンスの本を手にとって、すばらしい本だと眺めていたが、残念そうに、又も、何が書かれているか分からないと吐いた。お前、英語にしたらどうかと言われた。僕はとんでもないOMと話をしているではないか。

彼の名前はDavid W3ST 大OMであった。
彼から、今日3時45分からフォーラムがあるから是非来なさいと招待された。その時間になったので行ってみると、そこには彼ともう一人そのフォーラムのプレゼンターが話していた。
何処かで見た顔だ。 慌てて名前を確認すると、そこにはDennis Brothersと書かれていた。見た顔も何も、僕が買った、KWM-2のMaintenaceのDVDの中で解説をしているその本人ではないか。何と言うことだ、空港で上村OMからこのフォーラムのことは聞いていたが、それほど関心も無かったので聞き流していた。彼の解説はすばらしかった、DVDの無味乾燥な話し方とは全然違って、人間味の感じるユーモアのある話し方が共感を呼んだ。
Davidからは、僕は初対面の人間とはこんなに話す人間ではないのだけれども、今日は楽しかったっと、嬉しい言葉をかけていただいた。 彼との出会いと、このフォーラムを通じて知ったDennisの人柄、これだけでも、今年のDayton Hamventionに出かけた甲斐があった。 
早速、僕がCollins Radio Associationのメンバーになったのが、分かっていただけるだろう。
今日は、KWM2-Aの電源PM-2の水洗いの事を書こうと思ったのだが、やっぱり、今日のメインはHamventionで決まり。

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