Monday, January 18, 2010

ハイチ地震

12 January 2010 UTC 21:53:10 Magmitude 7.0

ニュースが伝えられた。 

その2日前の日曜日、僕はいつものようにDXのニューを探して
各バンドをワッチしていたのだけれど、一日中変なノイズでバンドが使い物にならなかった。
どうも、いつものコンディションではないように思えた。

その夜、かみさんに 「今日はどうも一日中変なノイズがしてさっぱりだった。 近々、近くで
地震でも起こるのではないか」 と話していた。

それがこんな形で現実になろうとは、びっくりしてしまった。
かみさんの方も、地震が起こってから聞いていたのなら、信用してなかったけど
起こる前に言われているので、これは真面目に研究したら面白いんじゃないかと
言う始末。

このニュースを聞いて、僕は阪神淡路大震災の時を思い出した。
1995年1月17日 15年前、その日僕はスペインのマドリッドのホテルにいた。
ロビーでテレビを見てる人たちが騒いでいた。 スペイン語で分らないのだけれども、
映像からしてアジアの国で地震があったに間違いない。
しばらくして"コービ"といってるのが"神戸"の事だとわかった。
見てる間に死者の数が増えていく、これはかなりの大地震であることはすぐにわかった。
僕の母親は、和歌山、大阪、奈良の3県の県境に住んでいる。 大慌てで電話した。
何事も無かった。

神戸のときもそうだったが、今回の地震でもそうだった。
地震対策のされていない地区で地震が起こると悲惨なものになる。
ハイチのような暖かいところでは住居も簡易に建てられていて、
いとも簡単に瓦礫の山となってしまう。
加えて、建築許可も賄賂がまかり通る(どこかの国とよく似ている)ような国では、
言わずもがなである。はたして日本の地震対策はどうなのか改めて心配させられる。

もう一つは、日本の救援対処のお粗末さ。
もう少し迅速に対応できないものだろうか。各国が援助を表明していくなか、
日本の声はなかなか聞こえない。
アメリカではオバマ大統領の呼びかけで前大統領のクリントン、ブッシュの
二人の冠を付けたクリントンブッシュハイチ援助基金ができ、テレビで募金を募っていた。
何かやりかたがスマートでかっこいい。

地震は何時ごろ何処でどの程度のものが起こるのか分らないと、
あまり予報の意味がない。 ここら辺のところが地震予報の難しいところだろう。
日本のような地震大国では、そろそろ大地震が来る来ると騒いで見ても、
当たるも八卦、当たらぬも八卦の感が強い。

何かもう少し具体的な予報手段が無いものか。

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