We Win in Court!
7月号QSTの最初のページ "It seems to Us" のタイトルである。
これはARRLが原告となってFCC(連邦通信委員会)をBPL行政訴訟し、このたび勝訴したことをメンバーに報告したものである。これに対して早速8月号のCORRESPONDENCEにメンバーからこんな投稿がされていた。
FIGHTING THE GOOD FIGHT
Congratulations and kudos to the ARRL staff who fought the BPL battle and won. It's great to know my donations to the ARRL are worthwhile.
僕がボールドにしたところが僕には気に入った。
僕も会費を払ってるから、このように使ってもらえてるとうれしい。
さてこのBPL問題とは、Interference from Bradband Over Powerのことで、日本ではPLC導入が短波帯の電波環境に甚大な影響をもたらすとしてHAMの間で問題になっていると聞いたことがある。これにたいしてARRLがFCCを相手取ってFCCが連邦行政手続法(APA)に違反していると行政訴訟したわけだ。
判決は、FCCは連邦行政手続法(APA)の要件である利害関係者に告示を行い意見を聴取する義務を果たしていない。FCCが新たなIT機器を導入するに際し利害関係者であるARRLの意見を十分に聞かなかったとし、手続上の瑕疵、過失をもとに原告側勝訴を言い渡したもになっている。
日本ではPLC問題はどう扱われているのであろうか?日本無線連盟の対応はどうなのかちょと調べてみたくなった。
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