Wednesday, November 19, 2008

Mondriaan & Lichtenstein


今回は無線とは何の関係もない話題です。
僕は元来、絵は印象派の時代のものが好きなのだが、Marcel Duchampに始まったニューヨーク・ダダ、Conceptual Artにも興味があって、度々フィラデルフィア美術館も訪れている。Neo-DadaのRobert Rauschenbergのコラージュの作品は大好きである。それと上の写真のMondoriaanの作品、極端にいらないものをそぎ落とし単純化された構図が好きである。


その後のポップアートと呼ばれる作品には、そこにあまり芸術性を感じなかったのだがLichtensteinの作品には何故か惹かれるものがあった。ポップアートがあまり好きでもなく評価もしていない自分が、なぜ彼の作品に惹かれるのか。長らく自分でも解らないまま調べてみようともせず、どこか引っかかりながらその疑問は忘れ去られていた。その疑問が今回読んだ本の中にいかにも明確に記されていたのである。それは彼の色使いに他ならなかった。赤、青、黄色の三原色それに黒、これはどこから見てもMondriaanである。上のGirl with Hair Ribbonなどはまさに、そのものであった。Subliminal images impact on brain なのか。Lichtensteinにしてやられた。その後、彼らについてのいろんな本を読むと、どこにでも書かれていることであった。自分の勉強不足にちょっと自己嫌悪と反対に自分の感性にちょっと自信を持てた出来事でした。

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