Wednesday, June 24, 2009

Sao Tome & Principe

さてこのタイトルを見てどんな事を思うでしょう。 

こんな書き込みがDXクラスターに出ていた。 
40MのCWだ。 僕はてっきりオペレータは日本人?  っと思ってしまった。 ぜひQSOしたいっと、徐にコールサインを調べてみた。 S92LX なんとこれはサントメ・プリンシペ民主共和国で西アフリカのギニア湾にある国であった。 無線をしていなければ先ず出会うことのなかった国名だろう。 それも後二日で終わるDXぺディションだ。 なんと日本人でもないし、僕にとってはNEW, とんでもないDXだ。 思わずリーガルリミットいっぱいで呼んでしまった。 一発で帰ってきたのだが、どうもコールサインが僕のコールサインのようでもあり、少し違っているようでもあったので、de KI2P KI2P kと打ってしまった。 ぺディションで沢山呼んでいる中、皆さんごめんなさい。それでも今度はちゃんとKI2P 5NN TU と帰ってきた。 やったっと一人ほくそえんでいたのだが、それでも今日オンラインログで調べて僕のコールサインがQSO出来ていることが確認できるまでは少々不安だった。確かにWI2PではなくKI2Pであった。

Sunday, June 21, 2009

水洗い後のKWM2-A

とうとう水洗いされてしまったKWM2-A。
噂通り、シャーシはオリジナルのときはこんなに綺麗だったかと思われるほどに綺麗になった。抵抗のカラーコードも輝きを取り戻した。
左の写真で分かるようにエクスカーションのダイヤルで隠れていなかったところと、メインのダイヤルで隠れていたところでは相当色の変色がみられる。
さてこれから乾燥する間はブリテンを読みながら変更改良箇所の確認と部品集めをしていきたいと思っている。
元に戻す前にPTOの分解掃除をしなければいけない。これが又大変そうだ。

JE1ATWさんのホームページにはPTOはねじをはずしビニール袋と書いてあったが、面倒くさいのでそのまま水洗いしてしまった。多分他にも水洗い前にテイクケアーしておかなければならない所があったのではないかと思われるが、エイヤーっと洗ってしまった。

完全に乾燥するまでには一週間くらいかかるのではないかと思う。その間にやることは山ほどある。 夏休みでよかった。
それとJE1ATWさんのホームページにはこのレストアにあたって非常にお世話になっている。 このホームページは見られることはないかとはおもうが、本当に感謝しています。 ありがとうございます。

Saturday, June 20, 2009

KWM2-A洗浄前


つまみ
メータ
真空管
クリスタル
ダイヤル
PTO
バンドスイッチ・コイルのシールドケース
を取り外す。
さて後は水洗いをするだけになったKWM2-A.

KWM2-A製造時期


ブリテンを読むのに、少しでも手抜きができたらと、僕のKWM2-Aの製造時期を調べてみようと思い立った。 
一般的には、真空管の日付コードやクリスタルに捺印されたせ製造年、IFTに捺印された生産時期で判断するらしい。 調べてみると真空管の捺印などはとっくに消えてなくなっているし、クリスタルにいたってはその痕跡すらない。IFTの生産時期はすべて生産時期が違いばらばらである。これでは判断の仕様がない。 しかしシリアルナンバーは読み取れる。12798とある。KWM-2メインテナンスの本にK0DAS氏のKWM-2の年次別生産リストが掲載されていた。これによると、どうやら1963年に製造されたものらしい。これでは手抜きどころか始めから呼んでいくしかない。そうは楽をさせてくれそうもない。 それでもばらばらなIFTの製造時期からすると結構改良されているのではないかと若干期待したものの、部品を取り替えただけで何も変更改良されていないようである。

Friday, June 19, 2009

Bristol Wrench

コリンズのメンテナンスの本等でKWM-2には特殊なねじが使われていると書かれているのをよく見かけた。 でもその特殊なねじの説明が少ない。 いったい特殊なねじとはどんなねじなのかと思っていた。 
お勧め工具はXceliteの99PS-60 Multiple-Spline Screwdriver Setらしい。  早速購入してみた。 左の写真に写っているのがそのレンチセットだ。











調べてみて驚いた、なんとスクリューにはこんなに種類があったのかと思うほどのいろんな形がある。 
その中でブリストルと呼ばれるのがどうやらここで言う特殊なねじらしい。 そのスクリューはこんな形であった。

実際にレアストアを始めてこそ真剣に調べてみる。 やはり実際にやってみないといけないものだ。

Tuesday, June 16, 2009

W0CXX

KWM2-Aを買うまでは、全く気にもしていなかったことなのだが、僕はthe Collins Amateur Radio Clubと昨年QSOしていた。それは50th Anniversary of the Collins S-Line記念局の運用のときのものだったようだ。その頃はコリンズなんて取り立てて関心があったわけでも無かったので、放りっぱなしにしてあったのだが、おかしなもので自分がその名前のついたトランシーバを買ったとたん、なんだかQSLカードがほしくなってきた。そこで2~3週間前にQSLカードを申請しておいたのだが、それが昨日届いた。ちょっとしたことなんだけど、こんな些細なことが嬉しく思える。
国内QSOにはあまり力を入れてなかった頃だったのに、なぜかこんなQSOをしていたとは面白い。

Sunday, June 14, 2009

KWM2-A水洗い準備

PM-2が片付いたので、本体のKWM2-Aの水洗いにかかることにする。

先ずは、上蓋下にある2本のねじをはずす。 

次に裏側の4本の脚と後ろ真ん中のねじをはずす。
なんと後ろの足の一つが接着剤で固定されていた。



真空管とシールドケースを取り外す。
V8 ~V10はファイナルケージの中なので上蓋をあけ取り外す。この後ケージも取り去る。


裏側よりプラグインの2個のリレーを取り外す。
一方のリレーの止め金具がなくなっていた。





次にクリスタル押さえ板をはずしクリスタルを取り外す。






クリスタルソケットには12個のハムバンド用クリスタルがインストールされている。





クリスタルが取り除かれた後のクリスタルソケット。
かなり汚れていた。




後でインストール先を探すのが面倒なのでソケットに書かれている場所を書いて、プラスチックバックに入れ保存する。



次はツマミの取り外しにかかる。
パネルに傷をつけないようにスクリュードライバーにテーピングしてから取り外す。
ツマミにはねじで固定されたツマミと固定されていないツマミとがある。ねじで固定されているツマミ BAND、メインダイヤル、ヘアライン調整、クリスタル・バンク切り替えの4つを残して取り去ったあと。



この後はねじで固定されたツマミの取り外しと、メータの取り外し。
ねじの取り外しはBRISTOL WRENCH必要。
残りのツマミとメータの取り外しは来週にまわすことにする。

Sunday, June 7, 2009

My Shack


段々と充実するマイ・シャック。 
竹やぶのようにじわじわ広がっていくスペース。 
以前は音楽を聴いて、本を読んでお酒の飲める空間であった。
嬉しい反面、落ち着いてクラシックを聞いてお酒を飲めない。
ちょっと、いやドラスティックに生活パターンが変えられている。
何事も一時は没頭しなければ物にならない。 僕の人生はそうであった。 今は無線に打ち込むとき。 他の犠牲も仕方が無い、そう割り切ろう。

ワークテーブル

今日クイーンズのハムフェスタに行った。
そこに、今までの形とはちょっと違ったヒューズホルダがあった。KWM2-Aの簡易電源PM-2のヒューズが壊れていたので、付け替えようとメールオーダーしたのが事の始まり。シャーシの穴にフィットしない。その後も2セット買っては見たもののどれも合わない。困り果てていた。今回もだめもと、一つ一ドルなので合わなくても大した痛手ではないと、懲りずに買ってきた。今まで3種類買ったものの、どれもシャーシの穴に合わなかった。ところが今回買ったものはちゃんとフィットした。

早速、レストアを開始したいので、ワークテーブルを作ることにした。やはり、作業用のテーブルがないと塩梅が悪い。テーブルの上には紺の布をはった。それに、最近目が悪くなって、細かいものが見えづらくなってきているので虫眼鏡つきライトをつけた。年を感じる。
これで、やっと本体に進める。 一歩前進。

Wednesday, June 3, 2009

測定器とオブジェ

測定器を棚に並べて見た。 前にテーブルを置く予定なのだがテーブルの上に張る布が見つからない。 毛足の短い絨毯が良いのかも、それとも単なる布が良いのかもと思案中である。
その間に何かいるかと丸テーブルを置いて見た。前はそのテーブルにお気に入りのオブジェを置いていた。それと中国のアンティックのスクリーンも合いそうである。ともするとごちゃごちゃしてしまいそうな空間がこれで少しは情緒を保てそうである。


先日、HP 410CのACコードをオーダーした、MOUSER ELECTRONICSからカタログが送られてきた、なんと分厚いことか。かみさんが電話帳と間違えて捨てそうになったくらいである。
僕のような素人には部品を探すだけでも大変である。
しかしまあ、$10位のオーダーでこんなに分厚いカタログが送られてくるとは、ちょっと気に入った。これからは贔屓にするから。 っと言っても、知れた額ではあるのだが。

CQ WPX CW 2009

今日は、先週の週末に行われたCQ WPX CWコンテストです。

金曜日の夜8時から始まったコンテスト、出足は20Mから始め8時6分にK4PVが1st QSO。暫くはWの局が多く、最初のW外の局は8P5A(バルバドス)だった。今回のアンテナは南北に張ったG5RVなので、カリブやアジアンティックロシア方面はあまり期待できない。
しかし、そのすぐ後CN3A(モロッコ)ができOH0Z(フィンランド)とDX局がつかまりだした。
一時間後の9時には40Mに降りヨーロッパの局を中心にQSO、その後一時頃に80Mに降りてみたが、W局ばかりなのでこの日は1時半頃にベッドについた。

翌日の土曜日は早起きをした。5時に起き最初のコンタクトが40MでZM3A(ニュージーランド)だ早起きはするものだ。10時前にはVK2IM(オーストラリア)とQSOができた。

こんな調子でQSOしていたのだけれど、やはり期待していたJAの局とはコンタクトがとれない、翌朝の8時頃になってやっと20MでJA5FBZ、JF1SQCの2局とコンタクトが取れた。

総括して見るとコンタクト総数は 395局

エンティティでは65エンティティ
10M 1
15M 3
20M 50
40M 42
80M 2

大陸別では
アフリカ   8
アジア 8
ヨーロッパ 166
北米 196  (カリブを含む)
南米 11    
オセアニア 6

やはりアンテナの方向が諸に反映された結果になった。
次回のコンテストはビームアンテナを回せそうな風向きになってきた。