Sunday, April 20, 2014

ワンセグチューナーとFT-1000mp バンドスコープ

ワンセグチューナとHF UP CONVERTORでのチープSDRによるバンドスコープが完成して、その値段とシンプルさで、ここまで使えることに驚きHDSDRの設定を色々テストして喜んで遊んでいた。

この間は、トランシーバだけのベアーフットで使っていたのでなんの支障もなかった。


ところが今日、South Cook Is. が出ていたのでリニアを付けた。
400ワット位までは普通に動作していたのだけれど、調子に乗って1000ワット位まで上げてみた。
その途端、PCから変な音が聞こえて、USBポートの設定が壊れてしまった。

考えてみると、1Kワットも入れてなんの対策もしていないこのシステムに支障が起こらないはずはない。

さてこれから、この対策をしないといけないのだけれど、何のアイデアもない。
どこから何を始めていいものやら。

Saturday, April 19, 2014

FT-1000MP のバンドスコープを作ってみる

2013年の1月号のQST誌に W9RANが 「Cheap and Easy SDR」と題して DVB-T ドングルを使ったSDR受信機を紹介した記事があった。
僕は初めてこの記事でワンセグ受信用のドングルがSDR受信機として使えることを知った。それも$10.00前後で買えると書いてある。
これには非常に興味を惹かれたが、この記事が出た頃 ハリケーン サンデー で床上浸水の被害に会い、仮住まいを余儀なくされていた。

今年に入りようやく家の改修も落ち着き、このドングルを買ってみることにした。
ワンセグ用ならどれでも良いわけではなくRealtek の RTL2832U というチップが使用されているものに限ると言うことで、
チューナチップはR820T の感度がE4000に勝ということで、’AMAZON.COMMini Digital TV Stick  を買った。


簡易マグネットアンテナとリモコン それにドライバー用のコンパクトディスクが付いていた。
使うのはドングルとアンテナ用のMCXのオスのみなのだけど、なんせ $9.76と安いので必要なくても苦にならない。

ドングルを取り出してみる


このドングルは受信周波数が 48.25863.25MHzと書いてある。

不幸にもFT-1000mpにはIF取り出し口が付いていない。

ちょっと前に終段のトランジスタを取り替えたのだが、この時かなり手こずったので
この際、IFを取り出すのはやめて、簡単にRX ANT のPhono Jackを利用することにした。

このままではHFのハムバンドに使えないので、
アップコンバータでHFのハムバンドをこのチューナーの受信可能周波数内におし上げることにする。

探すとあるものですね。

NooElec という会社から
Ham It Up というUpconverterが販売されていた。



このUpconverter には125MHzのクリスタルが付けっれていて、
これでドングルの受信できる周波数までアップすることができる。

メインパーツが揃ったところで、
コネクターを注文するのにラフなスケッチを書いてみる。



スプリッタはMini-Circuitsのものを使用することにした。

ハードウエアーの接続は



はこんなかんじで、 Ham It Up はチャイニーズのテイクアウト コンテナに入れ込んだ。

必要なソフトウエアーのダウンロード

ワンセグチューナーをSDR受信機にするためのドライバーをインストールする。
Zadig をhttp://zadig.akeo.ie からダウンロードする。
Zadig を起動し
OptionsからList  All Devices をクリック。
リストされたdevicesの中か
 Bulk-In,Interface(Interface 0)を選びインストール。

HDSDR http://www.hdsdr.de/ からダウンロードする。

FT-1000mpCATは OmniRig を使用しHDSDRに接続。
OmniRig CAT http://www.dxatlas.com/OmniRig/ ダウンロード。

ログインソフトはHRDを使用している。
このコムポートとのコンフリクトを防ぐために、仮想コムポートようVSPEを使用。

これで大体のシステムは完成。

マウスのホーバリングは Ultimate Windows Tweaker 2.2 で。

テスト。